よもやま話

メモを作ること

こんにちは。Qaidの高井です。

人間の記憶の仕組みは、まず、脳の海馬あたりで短期記憶として入力され、その後、大脳皮質へ記憶が定着される、と聞いたことがあります。でも、公私に渡って日々触れるすべてのことを覚えることは、難しいですよね。少なくとも私はできません。

そこで、私はメモを「作り」ます。一時期、所属していた会社でデジタル入力デバイスを禁止された期間は仕方なく「書き」ましたが、それ以外はキーボードを打って「作って」います。

私がメモ帳を使わずにデジタル入力デバイスを使うのは以下のような理由からです。

  • 字が汚い。後で判別するのに困ることも…
  • 文字列を移動させることができない
  • メモ帳に書ける量が少ない

私がデジタル入力デバイスでメモをとるようになったのは、写真のHP-200LXを使うようになった1998年からです。小さくて、起動も早く、単3電池2本で1ヶ月近く動くので、いつでも思いついた時に取り出して、メモを作るようになりました。(ちなみに、冒頭の写真は、十数年ぶりに起動したHP-200LXですが、問題なく動作しました!すごいぞ!HP-200LX!)

デジタル入力デバイスでメモをとるようになって良かった点

  • 過去のメモから必要なことを簡単に探すことができる(検索機能)
  • 大量のメモを持ち歩くことができる
  • 汚い字で読めないことがない。難しい漢字も変換できる!

デジタル入力デバイスでメモをとるようになって悪かったかもしれない点

  • 外部記憶(HP-200LXのようなデジタル入力デバイス)に頼るようになり、余計記憶力が衰えた?
  • 難しい漢字が、なおさら書けなくなった

HP-200LXを使わなくなった今は、紆余曲折を経てキーボード付きのスマートフォンを使っています(興味のある方はCosmo Communicatorで検索してみてください)。

こうして、メモを作り続けた結果、会議中にリアルタイムで議事録を作って会議終了とともに配布できたりするようにもなりました。これは、私にとっては大きな武器になった、と自覚しています。議事録を作ることの効用は、今更私が述べるまでもなく、広く紹介されていますが、リアルタイム議事録作成の効用としては、以下もあるかな、と思っています。

  • 質問したい内容を発言する前に議事録上に書き出しておき、議論の合間で漏らさずに質問できる
  • 話の方向性を議事録上で確認し、必要なら修正できる(こう発言して流れを変えよう)

仕事に活用できる、というのも重要ですが、今回、久しぶりにHP-200LXを起動して、2000年前後の自分が書いたメモをいくつか開いたら、とても懐かしかった…これは古いメモ帳を開くのと同じ感覚ですよね。メモ帳と違うのは、実は、HP-200LXで作ったメモは、自分のメインPCにも入っていて、いつでも開ける状態だ、ということかな。

デジタル入力デバイスでのメモ取り、いかがでしょう?最近は音声入力も精度が上がってきたようですし、キーボードに頼らずにメモを「入力できる」かもしれませんね。